エイベックス・リサイタル・シリーズ 2019
本條秀慈郎
三味線リサイタル
日時|2019年7月6日(土)13時開演
会場|ウィグモア・ホール
会場|ウィグモア・ホール
~三味線の可能性を切り開くパイオニア~
マリウス・ヨアンノー・エリア: RED(世界初演)
藤倉大: neo
坂本龍一: honj i-iii(世界初演)
ヴィジェイ・アイヤー: Jiva
浦田健次郎: 碧譚第2番
高橋悠治: ハムレット生死(英語版世界初演)
(田中悠美子氏へ献呈、世界初演)
公演アーカイヴ
プロフィール

本條秀慈郎
1984年生まれ。桐朋学園大学在学中、本條 流家元本條秀太郎氏に師事し本條秀慈郎の 名を許される。
2016年、ACC Nakamura Kimpei フェローシップによりニューヨーク へ渡米。帰国後、自主リサイタル開催など国 内の他、欧米、アジアの各地で演奏。NHK 教育テレビ「日本の芸能」、テレビ朝日「題名 のない音楽会」などに出演。アンサンブル・ ノマド、クァルテット・エクセルシオやクレ ア・チェイス(フルート)、佐藤紀雄(ギター)、 宮田まゆみ(笙 しょう )と共演。他ジャンルとの試 みも多く、舞踊家の平山素子、デザイナー のジャン・リーロイ・ニューとも共演している。
現在、桐朋学園芸術短期大学非常勤講師。
小林沙羅
ウィグモア デビュー!
ソプラノ・リサイタル
日時|2019年3月2日(土)13時開演
会場|ウィグモア・ホール
会場|ウィグモア・ホール
舞 ~ 『娘道成寺』に寄せて
今注目の日本の歌姫が歌い、そして舞う。
日本が誇る国際的ソプラノ、多忙なスケジュールを縫いロンドンへ!
公演アーカイヴ
プロフィール
シューベルト: 野ばら D257
R. シュトラウス: 「女の花」作品22より「矢車菊」
クィルター: 赤い花びら、優しく眠る
クィルター: 愛の哲学
パーセル: 「パウサニアス、または国を裏切った者」Z.585より「バラの花よりも甘く」(編曲:ブリテン)
ドビュッシー: 「忘れられた小歌」より 水彩画1「グリーン」
フォーレ: イスファハーンのばら 作品39-4
トスティ: アマランタの4つの歌
藤倉大: Kiite
藤倉大: Dawn Passacaglia
武満徹: 小さな空
武満徹: 死んだ男の残したものは
山田耕筰: “風に寄せてうたへる春の歌”
青き臥所をわれ飾る
君がため織る綾綿
光に顫ひ日に舞へる
たゝへよ、しらべよ、歌ひつれよ
橋本国彦:舞
公演アーカイヴ
プロフィール

小林 沙羅
東京藝術大学卒業。同大学院修士課程修了。
2010年度野村財団奨学生、2011年度文化庁新進芸術家在外研修員。
2014年度ロームミュージックファンデーション奨学生。2010年から2015年にはウィーンとローマにて研修と演奏活動を行う。17年第27回出光音楽賞受賞。
2006年に『バスティアンとバスティエンヌ』バスティエンヌでデビュー後、東京芸術劇場シアターオペラシリーズに『トゥーランドット』リュー、『メリーウィドゥ』ヴァランシエンヌ、 日生劇場 『ヘンゼルとグレーテル』グレーテル、兵庫県立芸術文化センター『こうもり』アデーレ等、多くのオペラに出演。千住明・黛まどかの『万葉集』、三枝成彰『KAMIKAZE』愛子など、多くの新作オペラ初演を務める。2012年ブルガリア国立歌劇場『ジャンニ・スキッキ』ラウレッタ役で欧州デビュー、その後『愛の妙薬』アディーナ役でも出演するなど海外へも活動の幅を広げている。
2014年には新国立劇場シーズンオープニング公演新制作『パルジファル』花の乙女役に出演。2015年には野田秀樹演出『フィガロの結婚』スザンナ役で全国10都市14公演に出演、その歌唱力に加え演技力も高く評価され好評を博す。2017年『カルメン』ミカエラ役で藤原歌劇団にデビュー。同年10月には『狂おしき真夏の一日』エミコ役(三枝成彰新作)に出演、11月には『ポッペアの戴冠』アモーレ役ヴァレット役で初のバロックオペラ出演を果たした。
2018年には兵庫県立芸術文化センター『魔弾の射手』エンヒェン役で出演。2019年明けには全国共同制作オペラ『ドン・ジョバンニ』にも出演。
また、2016年には山田和樹指揮日本フィルマーラーチクルス「交響曲第4番」にもソリストとして出演しCD化。その他にもフォーレ「レクイエム」、ヘンデル「メサイヤ」、モーツァルト「歌え喜べ幸いなる魂よ」等のソリストとしても多くの オーケストラと共演。
2014年に日本コロムビアよりデビューCDアルバム「花のしらべ」を、2016年にはセカンドアルバムとなる「この世でいちばん優しい歌」をリリース。
日本声楽アカデミー会員。藤原歌劇団団員。大阪芸術大学准教授。

庭野 綾加
東京芸術大学音楽学部楽理科卒業。卒業時にアカンサス賞受賞。
パリ第8大学音楽科にて、オペラのドラマトゥルギーを専門に修士号取得。2009年にパリ・オペラ座オペラ研修所にて、ラヴェル作曲の オペラ《子供と魔法》公演に研修生として参加。2012年、ブリュッセル王立音楽院の国際歌曲マスタークラスの受講生に選ばれ、故Udo Reinemann、Hartmut Höll、 白井光子、Peter Schreier、Michel Tranchantの各氏のもとで歌曲伴奏を学ぶ。これまでにピアノを若松啓子、笠間春子、浜口奈々、Billy Eidi、Marie‐Catherine Girodの各氏に、伴奏をDavid Zobel、David Seligの各氏に師事。リヨン国立音楽院ピアノ伴奏科修士課程を審査員満場一致の最優秀の成績で卒業。
第2回Giorgio Cambissa国際コンクール第2位、伴奏者としてフランス・ゴルドで行われた第7回国際歌曲コンクールで優勝、第8回トゥールーズ国際フランス歌曲コンクールで最優秀デュオ賞を受賞。以来、数々の国際声楽コンクール(Concours International Opéra Raymond Duffaut Jeunes Espoirs, Concours International Forum Lyrique Opéra en Arles, le Concours International Lied et Mélodie de Gordesなど)に公式伴奏者として毎年招聘され、オペラアリア、歌曲、現代作品にわたる豊富なレパートリーを活かし声楽伴奏者として活躍している。
2019年5月、アヴィニョン・オペラ劇場での《愛の妙薬》にて、劇場付きコレペティトゥーアデビューが決定。
室内楽奏者としても多くの音楽家から信頼を寄せられフランスを拠点にヨーロッパで演奏活動を行うほか、Ensemble Caravageの一員として若手作曲家の委嘱作品初演や、演劇とのコラボレーション、アウトリーチ活動にも力を入れている。
パリ在住。
福川伸陽
ウィグモア デビュー!
ホルン・リサイタル
日時|2019年1月5日(土)13時開演
会場|ウィグモア・ホール
会場|ウィグモア・ホール
音楽のいま、そして未来。
日本最高峰のオーケストラNHK交響楽団首席奏者が切り拓く21世紀。
ブリテン:テノール、 ホルンと弦楽のためのセレナード Op. 31より「プロローグ」
藤倉大:はらはら~ホルンのための(ヨーロッパ初演)
細川俊夫:小さな花
メシアン:峡谷から星たちへ。。。より「恒星の呼び声」
ウィドマン:ホルン独奏のためのアリア
挾間美帆:Letter from Saturn(ヨーロッパ初演)
ヒンデミット:ホルン・ソナタ ヘ長調
ボーエン:ホルン・ソナタ 変ホ長調
公演アーカイヴ
プロフィール

福川 伸陽
NHK交響楽団首席奏者。第77回日本音楽コンクール ホルン部門第1位受賞。
ソリストとして、パドヴァ・ヴェネト管弦楽団、京都市交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団他多くのオーケストラと共演している。
日本各地やアメリカ・ヨーロッパなどに数多く招かれており、「la Biennale di Venezia」「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」「東京・春・音楽祭」などをはじめとする音楽祭にもソリストとして多数出演。
キングレコードより3枚のソロCD、リヒャルト・シュトラウスの協奏曲第2番のライブレコーディングや、オクタヴィアレコードより多数の室内楽CDをリリースし、音楽之友社刊「レコード藝術」誌上にて特選版に選ばれている。
https://twitter.com/rhapsodyinhorn

竹沢絵里子
5歳からピアノを始め、1984年 渡独。カールスルーエ国立音楽大学入学。種田直之、ヴォルフガング・マンツに師事。
ドイツ国家演奏家資格試験に最優秀の成績で合格。ピアニストであり伴侶であるクリストフ・ジシュカとともにピアノ・デュオを結成し、国際コンクールでいくつもの賞を得る。
1994年から、カールスルーエ国立音楽大学のコレぺティートルに就任。また、コレぺティートルとして多方面から高く評価され、2002年からバーゼル音楽院に招聘される。2004年には、フランクフルト音楽大学に、また同年にスペインの音楽大学ムジケ-ネに招聘される。
室内楽のパートナーとして、トランペット奏者ラインホルト・フリードリヒ、オーボエ奏者インゴ・ゴリツキ、トーマス・インデアミューレ、ファゴット奏者セルジオ・アッツォリーニなどが挙げられる。
リリースしたCD(ピアノデュオ、アンサンブル)は、これまでに8枚、ラジオ、テレビ等への出演多数。